「築25年、そろそろお風呂も限界かな…」。それが、私が浴室リフォームを決意した最初の思いでした。タイル張りの浴室は冬場はとにかく寒く、タイルの目地には掃除しても落ちない頑固なカビがこびりつき、排水溝の臭いも気になっていました。水栓からはちょろちょろと水漏れも。毎日使う場所だからこそ、この不満を解消したいと強く感じていました。今回は、そんな私が浴室リフォームを決断し、実際に快適な毎日を手に入れるまでの物語をお話しします。まず、リフォームの必要性を夫婦で話し合いました。私は見た目の古さや掃除の大変さを一番に挙げていましたが、夫は「冬の寒さが体にこたえる」「水漏れが心配」と、機能面や安全性への懸念を強調しました。いくつかのリフォーム会社のホームページやショールームを巡り、最新のユニットバスの性能や、断熱性、清掃性の高さを知るにつれ、リフォームが単なる見た目の問題ではないことを実感しました。特に、ヒートショックの危険性を知り、高齢の親との同居を控えていた私たちにとって、安全性の確保は喫緊の課題だと認識を新たにしました。複数の業者から見積もりを取り、比較検討しました。費用は決して安くありませんでしたが、高断熱浴槽や浴室暖房乾燥機、お手入れがしやすい床材など、私たちが求めていた機能が盛り込まれたプランを選びました。特に、TOTOのサザナは、ほっカラリ床の柔らかさと暖かさに惹かれ、即決でした。見積もり内容も詳細で、工事期間や保証内容も明確だったので、安心して契約に進むことができました。工事は1週間ほどかかるとのこと。その間はお風呂が使えないため、近くのスーパー銭湯を利用することにしました。工事期間中は、浴室から大きな音や埃が出ることもありましたが、リフォーム会社が丁寧に養生してくれたおかげで、他の部屋への影響は最小限でした。毎日、工事の進捗状況を写真付きで報告してくれたので、工事がどのように進んでいるのかが分かり、不安を感じることはありませんでした。そして、ついに完成!新しい浴室に入った瞬間、「わぁ!」と思わず声が出ました。壁も床も浴槽もピカピカで、以前の浴室とは比べ物にならないほど明るく広々とした空間に生まれ変わっていました。実際に使ってみると、驚いたのは冬場の暖かさです。
私の浴室リフォーム物語決断から得られた快適な毎日