「今年の夏こそ、このボロボロの網戸をどうにかしたい!」それが、私がDIYで網戸交換を決意したきっかけでした。築年数の古い賃貸アパートに住んでいて、網戸にはあちこち破れやたるみがあり、小さな虫が入り放題。業者に頼むとそれなりの費用がかかるので、ここは自分でやってみようと一大決心しました。今回は、そんな私のDIY網戸交換奮闘記と、その達成感、そして節約の喜びについてお話ししたいと思います。まずは、情報収集から。インターネットで「網戸交換自分で」と検索すると、たくさんのハウツー動画やブログが見つかりました。必要な道具をリストアップし、近所のホームセンターへ。そこで、驚いたのは網戸ネットの種類が多いこと!どれを選べばいいか迷いましたが、店員さんに相談し、初心者でも扱いやすいというグラスファイバー製の20メッシュネットと、既存の網戸の太さに合わせた押さえゴム、網戸カッター、網戸ローラーを購入しました。費用は合計で3,000円程度。これなら業者に頼むよりずっと安く済みます。道具が揃ったところで、いよいよ作業開始です。まずは古い網戸をサッシから外し、ベランダに運びました。古いネットと押さえゴムを剥がすと、溝には長年の埃やゴミがびっしり。ブラシと雑巾で丁寧に掃除する作業が、意外と大変でした。そして、いよいよ新しいネットを張る作業です。購入したグラスファイバーネットを枠の上に広げ、クリップで仮固定。一番の難関は、押さえゴムを溝に押し込む作業でした。動画で見た通りに、ネットを引っ張りながらローラーでゆっくりと押し込んでいくのですが、最初のうちは力加減が分からず、たるみができてしまったり、逆に引っ張りすぎてしまったりと悪戦苦闘。何度もやり直しながら、少しずつコツを掴んでいきました。特に角の部分は、きれいに収めるのが難しかったです。すべての押さえゴムを圧入し終え、余分なネットをカッターで切り落とした時の達成感は、言葉では言い表せませんでした。「やったー!できた!」と思わず声が出ました。自分で張り替えた網戸は、多少の不器用さはご愛嬌ですが、ぴんと張っていて、見た目もずっときれいになりました。新しい網戸を通して外を見ると、以前よりも視界がクリアになり、風も気持ちよく通るようになりました。これで今年の夏は、虫の侵入を気にすることなく、安心して窓を開けられます。
我が家のDIY網戸交換物語達成感と節約の喜び