息子が小学校に上がり、自分の部屋を欲しがるようになったのが、我が家のリフォーム計画の始まりでした。しかし、我が家にある個室は夫婦の寝室と、四畳半の小さな部屋が一つだけ。この四畳半を子供部屋にするしかありませんでしたが、ベッドと机を置いただけで足の踏み場もなくなることは火を見るより明らかでした。どうしたものかと頭を悩ませていた時、ふと見上げた天井の高さが目にとまりました。そうだ、この空間を縦に使えないだろうか。そのひらめきが、私たちをロフトリフォームへと導いたのです。早速、地元の工務店に相談してみると、幸いにも天井高が十分にあり、ロフトの増設は可能だということでした。計画はトントン拍子に進みました。ロフト部分はベッドスペースとして三畳ほどの広さを確保し、その下は勉強や遊びに使える空間とする。ロフトへは、省スペースながらも安全性を考慮して、手すり付きの固定階段を設置することにしました。工事期間は約十日間。壁紙を剥がし、天井を解体し、新しい梁が組まれていく様子を、息子は毎日目を輝かせながら眺めていました。そして完成の日、真新しい木の香りが漂う部屋に足を踏み入れた息子は、歓声を上げて一目散に階段を駆け上がりました。自分だけの秘密基地ができた、と大喜びです。その日から、彼の生活は一変しました。寝る時間になると、いそいそとロフトのベッドへ。まるでツリーハウスに登るようなワクワク感があるのでしょう、以前よりも寝つきが良くなったように感じます。そして、ロフト下に生まれた空間は、彼の創造力を掻き立てる最高の遊び場になりました。勉強机で宿題を終えた後は、床にミニカーを並べたり、レゴブロックで大きな街を作ったりと、存分にスペースを使って遊んでいます。親として嬉しかったのは、空間が物理的に広がったことだけではありませんでした。ロフトができたことで、部屋の使い方が明確になり、息子自身が空間を管理する意識を持つようになったのです。寝る場所、勉強する場所、遊ぶ場所。それぞれのエリアを自分で片付ける習慣が自然と身につきました。また、固定階段にしたことで、私たちが気軽にロフトの様子を覗きに行けるのも安心です。ロフトリフォームは、単に狭い部屋の問題を解決してくれただけではありませんでした。
我が家の子供部屋にロフトを作って大正解だった話